新しい流通業の形を目指して、フォレストモールを展開する株式会社フォレストモール

トップメッセージ

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 フォレストモールは米国のショッピングセンターを手本にし、現在6ヶ所の近隣型のショッピングセンターを開発、運営管理している会社です。

 当社を起業したのは、私が若い頃に目の当たりにしたアメリカの「住環境の良さ」に圧倒された経験が出発点になっています。

 日本で4年制大学を卒業した後、MBA取得のため、4年間アメリカに住むことになりました。最初の1年半は北カリフォルニア、後半の2年半は南カリフォルニアに住みました。北カリフォルニアに住んでいたある日、車でオークランドという町を通りかかりました。そこは黒人の多く住む、決して豊かとは言えない町で、ある黒人の男性が、ボーっと家のテラスに座っているのを目にしました。昼間から仕事もせずただ座っているようでした。ところが驚いたのは、その家の立派さです。

「日本だと豪邸だな!」

 たしかに、よく見るとペンキがはげていたりして汚いところもありますが、見た目は豪邸です。日本の豪邸はアメリカでは普通の家で、アメリカの豪邸は日本には存在しない。私はそのことに深い印象を受けました。

 その後に南カリフォルニアにあるアーバインという町に引っ越したのですが、そこが超豪華な町でした。広い道路と車線の数、舗道の緑地帯の大きさと行き届いたメンテナンス、植栽の多さ、電柱の地中化、そして、アクセス便利でテナントが充実したショッピングセンター・・・見れば見るほど、日本に比べて住環境の豊かさは圧倒的でした。

株式会社フォレストモール 代表取締役社長 多田直樹

 その後私は帰国して、小売企業に就職し、日本とアメリカの小売業の現状とその圧倒的な差を詳しく知ることになりました。そして、小売業者として改めて、アメリカの住環境というものを商業施設という視点から見ることになりました。すると、如何に日本の商業施設がアメリカのショッピングセンターに比べ、貧弱でみすぼらしいかを認識しました。

 「衣食住」のうち、日本は米国に比べとにかく「住」に関しては決定的に遅れていると感じました。ショッピングセンターには、スーパーマーケットを核とする近隣型のものと、高額衣料品などを核とする広域商圏型のものがあります。日本では、広域商圏型のショッピングセンターでは、豪華なものはあっても、近隣型のショッピングセンターでは、粗末なものが多いです。アメリカでは、近隣型のショッピングセンターであっても、日本の基準からいうと、「豪華」なものが殆どです。そして、その近隣型のショッピングセンターが人々の日常生活を支える重要なインフラであり、住環境なのです。

 商業の道に入ったことと、心の中に芽生えた日本の住環境に関する強い問題意識が繋がり、私はショッピングセンター事業を立ち上げようと決意しました。

 いきなり日本全国の住環境を変えていくことはできません。しかし真に良いショッピングセンターを一つずつ作り、守り育てていくことが、日本の豊かさに貢献できる。そう信じて、これからも事業に取り組んでまいります。


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